オーディオの高額買取店をお探しなら

上杉研究所のプレステージパワーアンプとして発表されたEL34/6CA7パラレルプッシュプル機。

ただひたすらにクオリティーを追求することで、出力こそ控えめではあるものの音質を極限まで高めています。

現代機に比べると出力が低いことは確かですが、パワー感が損なわれているようなこともなく

通常のオーディオルーム環境であれば、十二分な性能といえます。

SN比が素晴らしく、感度のよいスピーカーとあわせてもノイズが発生することがありません。

厳選されたパーツと考え抜かれた配線、回路、そしてTAMURA製の特注トランスを装備することで

非常にすぐれた特性を実現。現代のデジタルソースも難なくこなす超実力派。

モノラルパワーアンプのため、チャンネルの干渉が起きる心配もありません。

回路はオーソドックスな形を採っており、ファーストステージがECC82/12AU7。

2段はECC82/12AU7のカソード、ファイナルはEL34/6CA7の3極管接続パラ・プッシュプル出力となっています。

優れた低域特性を得るためにプッシュプルを選び、パラレルはホームオーディオ用に十分な出力を得るために採用したとのこと。

発売当時の定価は\380,000。(一台あたり)パーツの関係で初期ロットのみ\360,000でユーザーへの提供が行われていた。

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